ラテン化

昼食を食べながら「そう言えば今日は浅草でサンバカーニバルらしいね」との話題になり午後から思いつきで浅草サンバカーニバルを見に行ってきた。
浅草駅に降り立つなりカバンから衣装と思しき羽が見える外国人女性が歩いていたりなんとも景色とミスマッチ。地上へ出るとすごい人出で本当にサンバのパレードをしていた。時間なんかもまったく調べてこなかったけどだいたい合っていたみたい。
狭い歩道に人がいっぱいで僕は何とか人の隙間から様子を伺うことができたけど背の低い妻は大変そうだ。なんとか人の少ない場所を探して移動する。カメラに気合の入ったおじさんたちは脚立持参で来ている。最前列に座っている人なんかは朝から待っているんだろうな。カーニバルだからそれくらいの気合で望むべきなのだろう。
正直なところ「日本人がやるサンバなんて」と思っていたが百人以上のチームでテーマを持たせたダンスや数十人が一度に叩く打楽器の音圧はすごかった。年に一度のカーニバルのために仕事はそこそこで、懸命にダンスや楽器の練習をする。日本もラテン化してきているのだろうか。もしくは祭りは本来そういうものなのに明治以降の日本人の働き方がおかしかったのか。(そう書いてる本人は夏休みを1日も取っていませんが・・・)

デジカメを持っていったけど動いている人を撮るのは難しいなぁ。